BIGLOBEモバイルのネットワーク帯域とは?

帯域のことを英語で、bandwidth(バンドワイズ)と言います。

帯域は本来、電波を利用する時の周波数の幅のことを意味します。例えば、ラジオを聴く時、それぞれのラジオ局の周波数にチューナーを合わせます。

しかし実際には、その周波数の前後、3kHzの電波もラジオ放送に使われています。この前後の分を含めた周波数の幅が帯域です。

電波の帯域が広いと、それだけ多くの情報を送ることができます。実際、ラジオより情報量の多いテレビ放送では、3MHzの帯域を使っています。

しかし最近は、帯域という言葉が別の意味で使われるケースが多くなりました。特にインターネットでは、帯域が広い=通信速度が速いとされています。

片側1車線の道路より2車線の道路の方がスムーズに車が流れると思います。ネットワークの世界ではこの道幅を帯域と言います。

それにより「帯域」=「通信速度」という意味で使われることが多いです。

この場合、通信速度の単位は bps になります。bpsは、1秒間にどれだけ多くのビットを送信出来るかを表します。10Mbps、100Mbps、1Gbps、10Gbpsでは、それぞれ10倍のビットを1秒間に流す事が出来ます。

通信速度が速いブロードバンドのことを「広帯域」と言います。逆に、通信速度の遅いナローバンドのことを「狭帯域」と言います。

また、通信容量のことを帯域ということもあります。インターネットで通信できるデータ容量を制限することがあって、これを帯域の制限と言います。

BIGLOBEモバイルが帯域を借りるとは?

BIGLOBEモバイルが帯域で借りる場合は、ドコモやauなどのMNOはBIGLOBEモバイルが利用している個別の回線の通信量には関知しません。

BIGLOBEモバイルが借りている全ての回線の通信量の合計をドコモやauとBIGLOBEモバイルの間で取り決め、それを上限として通過できるデータ量を制限するのです。

この制限は、(POI……Point Of Interface)=「相互接続点」で行われます。日本中の基地局を通してやりとりされるBIGLOBEモバイル利用者の通信は全てPOIを経由するため、ここで制限をかけることでBIGLOBEモバイルが使う通信の量を制限することができるのです。

BIGLOBEモバイルがドコモやauから設備を借りる際は、POIを通過することができる通信の量で費用が決まります。

1例では100Mbpsや1Gbpsといった数字で、これは「ある瞬間に一度に流せるデータ量」を示しています。ある瞬間に日本中で100人の利用者がそれぞれ1Mbpsの速さで通信を行うと、POIを通過するデータは100Mbpsとなります。この100Mbpsや1Gbpsを差して「BIGLOBEモバイルが借りている帯域(幅)」と呼んでいます。

BIGLOBEモバイルが借りている帯域には上限があるので、一度に利用する人が集中すると、必要なだけのデータを流すことができなくなります。

流しきれないデータは後から送り直すのですが、利用者から見ると通信速度が低下したように感じます。

このような状態になるとMVNO利用者全体の通信速度が遅くなります。BIGLOBEが設備を増強するというのは、借り入れ帯域を増やし、ある瞬間に流せるデータ量を増やすことを意味しています。

BIGLOBEモバイルが時間帯によって速度が遅い理由は?

BIGLOBEモバイルのデータ通信は、平日のお昼の時間帯ご利用が集中します。 BIGLOBEモバイルは「 MVNO(仮想移動体通信事業者)」として、独自の通信設備を持たずに、NTTドコモとauの帯域を借りています。

お昼の時間帯のように、ご利用が集中する時間帯は借りている帯域幅を超えてしまい、一気に通信速度が低下する現象が発生します。

ご利用が集中する時間帯は、他の時間帯よりも通信速度が遅くなりますが、ユーザーの皆様が少しでもストレス無く利用できようにBIGLOBEではネットワーク帯域の増強を行い努力しています。

BIGLOBEモバイルはネットワーク帯域の増強をしている?

BIGLOBEモバイルでは、ネットワーク帯域を定期的に増強しており公表しています。公式サイト上でたびたびネットワーク増強を行うことを発表しているBIGLOBEは、日頃起こりがちな通信速度低下の改善について積極的に対応していることが分かります。

お客さま契約数の拡大すると混雑し通信速度が落ちるので、定期的にネットワーク帯域の増強を行い通信速度を速くしています。

BIGLOBEモバイルでネットワーク帯域の増強を行うとどうなる?

BIGLOBEモバイルは、お昼休みや通勤通学時間帯などは、帯域が混雑していますので通信品質の低下しています。ドコモやauとBIGLOBEモバイルが接続帯域の増強が行われると、通信が快適になることが期待されます。

ただ、お客さまの通信品質の低下の原因が接続回線区間の帯域ではない場合、例えば特定の駅や地下鉄、イベント会場などの人口密集地でのみ起きるような通信品質低下の場合は、混雑しているのが携帯電話会社の基地局設備や無線区間である場合があります。こういった通信品質低下は、BIGLOBEによる設備増強で改善することは期待できません。

また、ネットワーク装置の追加やリプレースなどの設備増強工事は、現時点で発生している混雑への対策というよりも、長期的な処理能力の確保や、設備運営の安定化を目的に、予防的に行われることもあります。

こういった設備増強工事の場合は、終了後に直ちにBIGLOBEモバイルのお客さまの体感が変わるといったことが生じない場合もあります。

BIGLOBEモバイルでネットワーク帯域の増強で通信速度が速くなるとは限らない?

ネットワークを増強してもすぐに通信速度が速くなり快適に使えるとは限りません。BIGLOBEモバイルのユーザー数は日々変動しており、日によって回線を使う人の数も変わります。

そのためネットワーク増強を行ったと発表があっても、その恩恵を体感できないことあります。

BIGLOBEモバイルでネットワーク帯域の増強を行う理由は?

BIGLOBEモバイルの弱みは、通信速度が不安定なことです。タイプD・タイプAともに速くなったり遅くなったりします。格安SIMを提供するMVNOの多くはdocomoやauなどのキャリアから回線帯域の一部を借りて運営しています。

その借り受けた回線帯域を多数のユーザーでシェアしているため、仕事や授業のない平日のお昼や夕方以降、休日の昼間などは同時利用者数が増大して通信速度が低下しがちです。

通信速度が低下しているのにMVNOが何も対策をしなかったら通信速度が遅いことを懸念して契約をしていただけません。しっかりと帯域の増強工事を定期的に行い通信品質を良好に保っているのです。